消化器外科専門医のブログ

消化器外科を専門にする中堅医師です.消化器(食道,胃,大腸,肝臟,胆嚢・胆管系,膵臓)のがんや手術を要する急性疾患,緩和医療などの診療を行っています.特に肝臓外科が専門分野です.日々の学びや,自分の成長につながること,頭のなかで考えたことを中心に記しています.

150823 親指シフト

今日は以前から興味のあった,「親指シフト」をついに始めました.

これは,キーボードでの文字入力のうち,ローマ字でもない,かな文字入力でもない方法です.

 

これを知ったのは,ずいぶんと前になりますが,勝間和代さんの著書であります,

「無理なく続けられる,年収10倍アップ勉強法」でした.

 

知ってはいたのですが,習得に時間がかかるらしいこと,そして何より,普段そこまで多くの文章を書くことがなくて,別段ローマ字入力で困っていないこと,がありましたので,自分のものにしようとは思っていませんでした.

 

しかし最近になって,このブログを書くようになったこともありますが,そこで特に思うことは,書く内容についてタイプしながら考えることが難しい,ということです.

いまのところは,内容はペンで書きながら考えていますし,テーマのような核となる内容から,広げていく時は実際に書きます.それをパソコンで打ちなおしているので,言ってみれば二度手間になっています.

 

これはある程度,そういうものだと思って,諦めるしかないかと思っていました.

しかし,この「親指シフト」を使うと,打つスピードが上がることがもちろんあるのですが,何より口をそろえて言われるのが,「指がしゃべる」ということです.

考えるのと同じスピードでうつので,時間差がないことに加えて,ローマ字入力では,頭のなかで一旦ローマ字に変換しているので,やはり直接的な考えとはテンポやリズムが異なる,と言われています.

とくにそこに惹かれて始めました.

 

無料ソフトで測定してみると,ローマ字入力では140時/分くらいでした.平均よりは少し上ですが,うまく打ててない.

早い人でももともとの入力方法に追いつくまでに,数ヶ月から半年はかかると言われます.自分もコツコツと続けていきたいです.そして,「指がしゃべる」境地を味わいたいです.