2013-09-02 130902 小肝細胞癌 画像 小肝細胞癌 画像診断の進歩に伴い、肝内小結節の発見頻度が増えた。 これらは肉眼的に境界不明瞭な高分化型肝細胞癌であり、動脈血流は豊富でなく比較的hypovascular。 MRIでは高分化型はT1強調像で高信号、T2強調像で等〜低信号を呈するものが多い。(古典的肝細胞癌でT1:等〜低信号、T2:高信号であるのと対照的) CTAP、SPIOあるいはEOB造影MRI、造影エコーが診断の補助となる CTAPでは門脈血流の減少、CTHAによる動脈血流の減少