171120 習慣化の挫折対策 その②
前回は、習慣化する際に挫折してしまう時期とその理由を3つに分けて、①反発期、②不安定期、③倦怠期、とに分かれるという話を、『続ける習慣』を引用してご紹介しました。
そして①反発期の対処法としては、
・ベイビーステップで、どんな状況でもできる簡単なことにまで、ハードルをさげること、
・シンプルに記録して、『見える化』すること
がありました。
では残りの2つについて、紹介します。
②『不安定期』
第2〜3週目で、ここでも約40%が挫折します.
・緊急な要件で時間がなくなった、
・風邪を引いてつらくしんどい、
・雨が降って走れない、
などの理由で,やろうと思っていたことができなくなるのです。
そしていったん休んでしまうと,
もとに戻すのが大変になります.
この時期の対処法は、突発的なものに振り回されないように、『仕組みを作る』ことです。
具体的にいうと
①パターン化する
②例外ルールを設ける
③継続スイッチ
の3つがあります。
①パターン化のポイントには
・時間帯、
・量や内容などやること、
・どこでやるか、
などがあります。
自分は仕事中に考えたり学んだりしたことを、その日の夜にブログに書きます。
基本は家でパソコンで書いています。
これに関してはある程度しっかりとリズムができています。
例外ルールは、毎日のことなので振替えはできないのですが、ベイビーステップと同じように、無理なときはほんの少しでも進められればいいことにしています。
継続スイッチは、ここでは割愛しますが、アメ系とムチ系のやる気が出るスイッチを12個紹介されていました。
③最後に『倦怠期』です.
これは最後の4週目で,ようやくここまで来るのですが、最後の20%がここで挫折してしまいます.
いわゆる『マンネリ化』が原因です。
ここまで何とかできるようになったのに,
何となく飽きてしまったり,やってる意味が色あせてしまったりして、
ずるずるとやらなくなってしまうケースです。
ただここさえ乗りきれば、晴れて習慣化することができるので、周到な準備で対処したいですね。
対処法は、『変化をつける』ことです。
貴乃花親方はウォーキングの習慣を続けるために、
かけるサングラスを変えているそうです。
自宅には20種類ものサングラスがあるとか。
そうやって気分を変えて、楽しんでいるのでしょうね。
ウェアを変えたり、歩くコースを変えてみても、
新鮮な気持ちになれるでしょう。
自分の場合で言えば、ブログのテーマを変えてみて、
手術の内容に絞ってみる、
若手の先生への指導の内容にする、
あるいは、仕事の帰りに喫茶店やカフェ、ファミレスに寄って書いてもいいかもしれません。
さらにもうひとつ、この時期にやっておくべきことは、
『次にチャレンジする習慣を考えてプランを作っておく』ことです。
これで次の目標もできてモチベーションが保てますし、
次の習慣へと連鎖していきます。
いまの習慣が通過点に見える、ということも大事なことです。
自分もここまで半月、ブログの習慣化を続けてきました。
常に学びについて考え続け、アンテナを立てています。
残りの半月をこれで乗り越えて、
無事に今後も続く習慣に仕上げたいと思います。