150818 第2領域のための30分を確保する
緊急性はないけれども,重要なこと,いわゆる『第2領域』の行動を,最も優先させるべきであることは,いろんな方が口をそろえて言われていることです.
実際に自分も『第2領域』の行動,例えばこのブログを書くことや英語論文を読むこと,結紮は糸を肌身離さずどこでも練習すること,腹腔鏡の器械を使った練習を5分はすること,などを意識して行なうようにしてはいるのですが,まだ習慣にまでは至っていないのが現状です.
上記のような毎日繰り返すことは,たとえ忘れてしまっていても,思い出して再開しやすいのですが,そうではなく『やっておきたいけど放ってしまっていて,心のどこかに引っかかって気持ち悪いこと』が,なかなか片付きません.緊急性が低いという性質上,つい後回しになっているのです.
私の例で言いますと,期限がまだ先にある学会発表の準備や,後輩の英語論文を読む指導,たまりつつあるメールボックスの処理,引越し後の警察への手続き,などなど.
そこで,平成進化論の鮒谷周史さんが話されていましたが,第2領域の行動を習慣にするためには,そのための30分をまず確保することであるとのことです.そしてその時間では,やり終えることですっきりすること,気持ちが良いことをすることがコツで,そうすることで次もまた第2領域の行動をやりたくなると,そのような内容のことを仰っていました.
これはなるほどそうだと思いました.30分なら1日のどこかで確保できますし,それを優先すべき第2領域に使えるのですから,これは試してみる価値がありそうです.
今日は早速,家でやり残していることのうち,デスクの上に重なっている書類,領収書・レシートの処理,整理にとりかかりました.ついでに重なった本も整頓できましたので,かなり高い満足度が得られましたし,自己肯定感も得られました.
これからも続けてみて,自分の行動・習慣がどうなっていくか,自分を観察していきます.